夏到来!河上屋より、ささやかなお中元?!です



2007年7月27日Fri.

 7月ももうすぐ終わりですね。

 まだ気象庁は梅雨明け宣言していませんが、千葉市のここ数日の暑さや日差しはもはや「夏到来!」と言っていいでしょう。

 河上屋はのらりくらり何とか半年過ぎ、折り返しターンをひた走り中です。これも皆様の支えによるものと感謝の日々でございます。(ペコリ)

 というわけで、本当にささやかなのですが感謝の気持ちといたしまして「夏感謝キャンペーンクーポン券」をここに貼り付けておきます。この画像をダウンロードしてデザイン商店街の名刺をご注文の際にメールに添付していただければ5%割引させていただきます。(すみません、今回は名刺のみです)

 サンプルをチラと見て注文を躊躇されていた方は是非お試しでご注文されてみるのはいかがでしょうか?皆様のご来店お待ちしております。





お坊っちゃん政治の悲劇



2007年7月22日Sun.
(写真は怒りのコラムを書いている?!最近のワタシ・・・・)

 昨日のニュースでもまた一家心中・・・。自営業、4人家族、夫婦年齢30代後半・・・。ディテールが他人事じゃないです。

 命を捨てなくてはならぬ状況に至るまでにはきっと楽しい出来事もあったはず。恋愛、結婚、二人暮らし、子供の出産、子育て、幼稚園、運動会、家族の食事、家族で行った遊園地、動物園、ファミレスでの食事・・・・。死んでしまうということはある家族の楽しかった歴史を一瞬のうちに消し去ってしまうことになります。

 一家心中してしまったどこの家族にも子供達の笑い声がきっとあふれていたことでしょう、本当に胸が痛みます。

 低賃金だったり非正規労働者だったり仕事をかき集めて何とか食ってる自営業だったり、みんな必死に生きるために働いています。うまい具合にそのリズムが回っているうちは良いのですが、家族の怪我や事故、病気、リストラ、会社の倒産など予測もしなかった多額の出費や収入源の枯渇など貧困に転落するのはいつも背中合わせと考えた方がいいでしょう。

 永田町で政治ごっこをしている苦労知らずのお坊っちゃん先生方には貧困の恐怖はわかんないでしょうね。資産公開とか見ていても多少つまずいても平気なくらいお金持ってますもん。

 今の世の中、お金がないと食べるものもない、住まわせてくれるところもありません。そういうのを想像できない、自分のものとして実感できない先生方にギリギリの生活で四苦八苦している人々を救済しようなどという発想は浮かばないでしょうね。

 どうせ努力が足りないとか頑張ってないからだとか言うに決まってるでしょう。だから格差も当たり前だと。

 ワタシは同意できません、「どんなことがあっても安心して笑ってご飯が食べられる家庭!」そんな当たり前のことが実現できる政治を望みます。「美しい国」より「みんな笑ってご飯の国」、これでいいのだ。





メールとファクス



2007年7月20日Fri.
(写真は当工房の自宅用とお仕事兼用ファクスです。)

 とある日の笑い話。

 各研修や講座の企画会社の社長さんから、「企画のアイデアがまとまってきたのでメールします」との電話をいただきました。

 「メールなので文字ばっかりになっちゃいますけど」とおっしゃったので「プランの元はチャート図みたいなイメージでしょうから文字の羅列に置き換えるより紙に書いたものをそのままスキャナーで取り込み、その画像を添付したメールでいただいた方がいいと思います」と私。

 「なるほど!その方がわかりやすいし伝わりますね。メールに文章をまとめる必要もなくなるし・・」と社長さん。

 その時は二人ともいい方法だと喜んで互いに電話を切ろうとしましたが、私がふっと我に返り「すみません、もっといいアイデアがありました!」社長さんを呼び止め、そして笑いながら告げました。

 「書いたものをそのままファクスして下さい」・・・どんど晴れ(笑)





夢は鉄路を駆けめぐる



2007年7月17日Tue.
(写真は87年5月、鳴子駅で停車中に撮った風景です)

 もうすぐ夏休み。学校に通ってる子供達、若者達はウキウキ真夏の長休みの予定に思いを馳せていることでしょう。

 私の学生時代の長期休み中に熱中していたことは「鉄道乗りつぶしの旅」。青春18きっぷや周遊券(今は無くなりましたね)等を使って国鉄全線乗りつぶしを目指して鉄道路線を乗りまくるという無謀な遊び?!です。

 ちょうど中学生の頃、国鉄による「いい旅チャレンジ20,000km」というキャンペーンが始まり、鉄道旅行に興味のあった私は趣味と興味半分で参加してみたのがきっかけです。汽車旅指南の本も多数発売されていて中でも種村直樹さんの本はたくさん読んで参考にしました。

 中学、高校、大学時代と資金は当然潤沢にはありませんので中国地方の親戚に遊びに行くついでとか先述の安い切符を利用しての北は北海道から南は鹿児島へ全国貧乏旅行です。

 旅行といっても「国鉄路線の乗りつぶし」が目的なので観光地や美味しい味覚を味わうといった悠長なものではありません。いかに短期間で多くの路線を効率よく回れるか休みの前の数ヶ月前から大きな時刻表を購入して何度も計画を練ります。旅行期間は1週間〜長くて2週間程度になり、お金が無いので宿にも泊まりません。お風呂に入る時も乗換待ち時間が充分にあり、駅の近くに銭湯がある場合限りに利用しました(汚いですね)。

 ではどうやって夜を明かすかといえば急行や普通の夜行列車や青函連絡船の夜行便(もちろん座席)を利用したり(夜行連泊といいます笑)、深夜に停車する列車がある駅を見つけて待合室のベンチで始発を待ったりなど、今では考えられないようなハード且つ危険なことをしていました。

 おかげで早朝、新聞や郵便の積み下ろしなど貴重な風景なども見ることが出来ました。また、深夜の待合室ではホームレスさん達が根城にしているので何度か話しかけられましたっけ。

 正直に告白しますと来る日も来る日も列車に乗っているか駅で寝ているかしていると、まともに横になって布団なんぞには寝られず、だんだん普段の何不自由のない暮らしが懐かしくなって何度も途中で帰りたくなりました。旅行程後半はまさに忍耐と気力の旅となります(笑)。

 列車に揺られてばかりで何も楽しみが無いかというとそうではありません。日本全国を回ると首都圏では考えられないような鉄道路線や景色、常識に遭遇します。一日に数本しか走らない路線、進行方向が3回変わり高い山を登る路線、長い長い海沿いのレールを何時間もかけて走る路線、人も立ち入らないような山深いところをコトコトと走る路線・・・挙げればキリがありません。汽車旅で遠出をすれば今まで見たこともないような景色と空気が待ち受けているのです。

 旅先の地方の人々との交流もありました。千葉から来たというと皆驚きます。そして一様にその地方のお話をして下さりながら時にはお菓子や食べ物を分けて下さったりと、いろいろと親切にしてもらいました。

 そしてまた旅先で出会った皆さんがおっしゃる一言が「こんな事が出来るのは若いうちの今しかないよ。頑張ってね」・・。当時はなんとなく聞いていましたが社会人になった今、なるほどおっしゃってたとおり社会の歯車になるとなかなか長期間自由に旅には出られなくなるな〜と痛切に感じました。

 世間はもうすぐ夏休み。ココロとカラダはうずきますが時間とお金と遊びホウケル余裕がありません(涙)。カミサンと子供達を放ったらかしにも出来ません(自分の希望を優先させて彼女らを不幸にしてしまうのはいけないコトですからね)。

 それでも「夢は鉄路を駆けめぐる」。どこか遠くにまた一人きりで汽車旅をしたいです。(お仕事だったら許してくれるかな・・・そんなわけでルポ等のお仕事募集中です、なんてね)。時刻表を買ってきて空想の旅でもしようかな。




通販ってどうしてワクワクするんでしょう?



2007年7月13日Fri.

 いろんな通販サイトで商品を眺めたり、考えた末にお気に入りを注文する瞬間、注文した商品を待ちこがれる時間、商品が届いたときの気持ち、通販を利用しているときは何だかワクワクしてしまう私。

 欲しいものを買うのだからうれしいに決まっていますが、直接お店に買いに行くのとはまたちょっと違った嬉しさはどこから来るのでしょうか?

 なんとなく気づいたことですが、きっと送られてくるものイコール贈り物、プレゼントをもらった時みたいな感覚になるのかも知れません。

 当工房も「デザイン商店街」という通販を運営しておりますが、サイトの雰囲気や取り扱っている商品にこのワクワク感が出ているのかいないのかちょっと心配なところです。

 最近はようやくお客様が少しずつご来店して下さる機会が増えてきました。ワクワクするような贈り物をお届けする気持ちで今後も続けていけたらいいなと思っています。「デザイン商店街」って何?という方、是非一度のぞいてみて下さいね。





当工房サブ機、PowerMac4400ついに引退か?!



2007年6月14日Thu.
(写真はPM4400のお名前の部分の加工画像です。)

 当工房のお仕事用のMacは2台あるのですが、そのうち一台はまだ私が会社員だった頃、独立を夢見てボーナスで買ったPowerMac4400です。

 もう軽く8年以上の年月が経っているベテランさんなのですが、河上屋創業時にはメイン機種としてバリバリ稼いでもらいました。現在では後継のG4に主役の座をゆずりサブ機として重要な任務に就いております。

 まずは下絵や写真の取り込み。スキャナーがSCSI端子なので、その作業をするときはSCSI端子のあるこいつ4400にお願いしています。

 また、デジカメ画像を取り出す際もG4グラファイトではなぜかうまくいかないので、やはりこいつに活躍して頂いています。

 ところが先日、この4400が起動スイッチを押してもうんともすんとも動かなくなってしまい、たいへん焦りました。

 内蔵電池の消耗(マックさんはこの電力を使って起動するんですよ、、涙)を疑って早速、祈る気持ちで量販店に購入しに行きましたが既に製造中止で在庫がないとのこと。

 ネットの通販かオークションで入手してみたらどうかという提案を受け、すぐに工房に引き返しネット通販にてやっと見つけました。「こんな小さな電池くらいで使えなくなるなんてなんて奴だ!しかも電池ごときに2000円以上するなんて!!」と普段は熱烈なMAC愛好者の私でもこの時ばかりは恨みましたよ。

 数日後、例の内蔵電池が届き、開腹し早速内蔵電池の交換を施しこれで再生かと思われたのですが、なんと!起動しない・・・あれれ。電池切れは今回2度目なのですが今度ばかりは別のところもやられ再生不可能か!今後のスキャニング作業とデジカメ画像の取込はどうしようかと、かなり落ち込んでしまいました(USB接続の新しいスキャナーを買う金もないしな〜)。

 数時間後、気を取り直し最後の望みをかけてネットで4400の起動方法を検索し、いろんな情報を見てみるうち、「クーダスイッチ」なるものを約10秒間押すとPRAMなどがクリアされて起動することがあると書いてありました。

 藁尾もすがる気持ちで再開腹しDIMM近くのクーダスイッチを指の爪の先でぽちっと押して早速実行!おぉっ!ヤッター!!!!何事もなかったように起動音とともにいつも通りに立ち上がりました。何かしらんけど久々に心の底から「嬉しい!!」って気分を味わいました。

 古いマックを使うということはこんなドキドキハラハラが時々あります。手の掛かる奴ですが昔からの悪友みたいなもんで、これからもドキドキハラハラのつきあいは続くと思われます。(皆さんも古いマックが起動しないときはむやみに捨てたりしないで「内蔵電池」と「クーダスイッチ」を確認してみて下さい。)




茶太郎クンが来て早一年が・・・。



2007年6月13日Wed.
(最近の茶太郎クン、ちゃんと写真撮らせてもらえません、、涙)

 我が家にミルクティクリーム色の子猫が来てから早一年が過ぎました。その子猫は「茶太郎」君と名付けられ、今ではだいぶ大きくなりました。呼び方は「チャッ君」とか「チャー君」とか、家族からいろいろと呼ばれています。

 性格は穏やかでとても優しくおっとり系な「ねこ」です。人間にかみついたり引っかいたりしません。

 運動神経についてはちょっとお間抜けさんなのでテーブル上で寝返りをうってそのまま落っこちたり、高いところに飛び乗り損ねたりけっこう笑わせてくれます。

 そうかと思えば本能が蘇るのか、昼夜問わずときどき部屋中を俊敏に駆け回り大運動会が始まります。

 ちょっと困ったことは、ふわふわの長毛種なので抜け毛がすごいので毎日数回のコロコロは欠かせません。数回カーペットを転がすと円筒状のシールに毛がごっそりと付きます。抜け毛がふわ〜っと飛散しますのでパソコンのある私の作業場は入れられません。

 イタズラもときどきします。部屋の観用植物を茎からかじってダメにしてしまいました。ですから残りの観葉植物のある部屋は出入り禁止にしています。

 観賞植物もそうなのですが、どうやら草が好きなようです。お店から買ってきた大根の葉っぱやほうれん草を放置しているといつのまにか食べ始めるので目が離せません。

 更に輪ゴムがなぜか好きで見つけると食べてしまいます(次の日ウンチの中に出てきます)。困ったモノです(笑)。

 またテーブルや棚の上のリモコンや小物を前足でちょんちょんとずらしてわざと落として遊びます。これをやると私らにいつも怒られてます。

 そんなこんなの「のんびりお間抜け猫さん」ですが毎日楽しませてもらってます。いつまでも元気でずっとここに暮らして欲しいですね。




ニガオエガ、ニガテ(注、早口言葉ではありません)



2007年5月25日Fri.
(イラストは私が作成した似ていない自分の似顔絵です)

 今年の春先、とある方から似顔絵のご依頼がありました。参考の写真も数点メールで送っていただいたので作成は楽勝かなと思っていたのですが、とんでもありませんでした。

 お気楽気分で作業を開始したものの、鉛筆描きの下絵までは何とか雰囲気が出せていたのですが、これをスキャナーでパソコンに取り込み、イラストレータというソフトでトレースして仕上げようとしたところ、全然似ていない(汗)。

 写真のように似せるのではなく、似顔絵ですから多少のアレンジを加え、さらに見る人に好感を持ってもらえるようなものではなくてはいけないとなると、う〜ん、難しいですね〜。

 似顔絵にする方は私が以前から知っている方なので、私の頭の中にあるその方の人柄や顔の雰囲気などが作成中の似顔絵に表現できなくてなかなか妥協できませんでした。

 何となく似てこないのは髪型のせいか、目の位置か、鼻のカタチ??それとも顔の輪郭???いじればいじるほどどんどん違う人になってしまう・・・(笑)。時間はどんどん経つけれど、「これで良し!」っていうほどの完成度に近づいていかない。日を改めてチャレンジしてもダメ。とんでもない壁にぶつかって一時はすっごく落ち込んでしまいました。

 作ってはダメ出しの繰り返しで何日も費やしmacの前でうんうん唸っている私の横でポツリとカミサンが言いました。「もうそれで十分似ているよ」

 ・・・難しいです、似顔絵は・・・まだちょっと自信がありません。




通販・・・更にうれしいことが・・・



2007年5月24日Thu.
(画像は「きっずハローカード」のトップページです)

 改装後の河上屋の通販コーナーにてお客様が初めて子供名刺(きっずハローカード)をご購入になったことは前回のコラムでお知らせしました。

 なんと!それからほどなく、またまた子供名刺(きっずハローカード)のご注文がありました。今度はママさんからです。前回もそうでしたが、本当にお客様が来てくれたことに嬉しくて嬉しくて思わずメールの返信を極力早めにしてしまいました(笑)。

 あれからお客様に名刺をお届けして、かなりの日数が経ちましたが、名刺の出来映えや印象はどうなのかな?とか、もうたくさんのお友達に渡しているのかな?などと思いを巡らせたりしています。当工房の名刺で育児におけるコミュニケーションのお手伝いが少しでも出来たのなら嬉しい限りです。

 そんな出来事を経た現在の河上屋「デザイン商店街」は、押すな押すなの大盛況!!なのです・・・と言いたいところなのですが、リアル店舗で例えるならヒマコキまくりの閑古鳥状態(笑)。ネットで「いろんな方とコミュニケーション!」など思っていたのとは正反対の状態に少々ヘコみますが、「デザインで生活お役立ち商店街」目指してまだまだ頑張っていこうと思っております。

 ということで調子に乗って先日、子供名刺(きっずハローカード)のバリエーションを増やしてみました。いかがでしょうか?河上屋「デザイン商店街」のきっずハローカードコーナー、是非のぞいてみてくださいね。





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