ちょっとしたチャンスだったかも知れないけど


2010年04月23日 Fri.
(ワタシの作品の数々・・・・これからも頑張ります!)

 4月の半ば頃、どのルートから辿られたかわからないんですが、某有名アート系出版社からお電話がありまして「夏に出版予定の冊子に過去の作品の掲載をお願いできませんか?」とのこと。

 もしも掲載されればデザイン志望学生や広告代理店、現役のデザイナーも見る冊子なので、グラフィックデザイナーとしてとても光栄なことなので快く応じたものの、難関なのはいったいどんなものを載せるか・・・です。

 早速、掲載に適しそうなデザインをピックアップして関係各所にメール等で連絡。事情を説明しクライアントさんに許可を得ようと試みました。

 返事を待つ数日間、「これで少しは有名になれるかな?」とか、「4流デザイナー卒業か?」とか「クレジットによろずデザインってダサイ屋号が入るんだよな〜楽しみ〜ぃ」などなど・・いろんな事が脳裏をかすめます(顔も少々にやけ気味)。

 そんな何とかの皮算用をよそにぽつぽつと「担当者が退職でNG」、「商品の管轄会社が変わったので不可」等々まさに不許可の返答が続々と・・・。

 最後の望みの作品も本日、「許可がとれませんでした」との連絡が・・・。(涙)

 ちょっと残念でしたが、これしきのことでチャンスが二度と来ないんあればそれまで。意識を高く持っていればいろんな出会いやチャンスがまた来るって!気を取り直してがんばりますよん。




アナログな作家になりたいな


2010年04月22日 Thu.
(これから画材達と一緒に作品を作り続けていきたいです)

 デザインがほとんどパソコンで出来るようになって以来、イラストも入稿のしやすさからデジタル化されたものが多くなりました。

 もう、パソコンさえあればほとんどの表現が可能ということで、一見、アナログっぽいイラストも実はパソコンで作られていたりして(輪郭などは手描きをスキャンしてるモノもあり)ほんとびっくりです。

 ワタシも数年くらい前までは如何にしてイラストをパソコンでアナログっぽく作れるか興味がありましたが、最近はちょっと考えが変わりました。

 ワタシからパソコンが無くなったらろくなイラストが出来ないと気付き、パソコン頼みだった自分がとっても恥ずかしく思えて、近頃は(ヘタですが)画材を引っぱり出してきて手描きのイラストを描けるよう時々練習しています。

 仕事ではありませんが手描きの絵を描いていた頃はとっても楽しかったです。画材屋さんに行って紙や絵の具、筆なんかを選んだりするのってとてもワクワクしました。

 パソコンのイラスト制作は手も汚れない、やり直しがわりと簡単なので時間やクオリティ優先の実際の仕事では重宝しますが、これからはアナログ!手描きの絵師を目指したいです。

 3月後半から今までに出版社10社ほどにポートフォリオを送付するなどアナログ化計画は進行中(笑)。果たしてどのくらいお返事が来るか・・・




小田(和正)さんヴォイス考


2010年04月05日 Mon.
(我が家の桃の花です、年に一回ぱっと頑張ってくれます)

 ワタシが中学生の頃、クラスではちょっとしたオフコースブームでした。そんな中でワタシもオフコースファンになっていきました。本物を見たくてもすでに活動休止期に入っていて枯渇感がものすごかったので更に憧れ感が増したようです。

 なにやら歌声も中性的で気になるほど不思議な声。グループの写真をみてもその声の主は一体誰なんだろうというくらいピッタリな人が見あたらない・・・(笑)。

 しばらくしてその魅力的な声の主が白髪(といっても当時若かったのだけれど)の人だと知って超驚きでした。そのギャップも頭の中に焼き付いた要因だったかも知れません。

 オフコースはヤスさんが抜けてしばらく活動しましたが後に解散。小田さんはソロで楽曲を発表し依然としてワタシもファンを続けていたのでリリースされた数枚を買って聞きほれていました。

 ところで小田さんの声、なんであんなに印象的なんでしょうか?ハイトーンボイスといわれていますが、キンキンと耳障りなモノでなく、それでいてほんわかもしていない。クリアな部分と包み込むような柔らかい声がうまい具合に調合されている感じが心地よいのかも知れません。

 歌い方もノンビブラート唱法、更にファルセットを使わない発声法でストレートに声を出しているのが何ともワタシにはとても心地よいです。

 年齢も60を過ぎておじいちゃんに差し掛かっているのに、現役をやめずにまだまだ青年の声とハートを持ち続けているのにも驚きですね。これからもずっと頑張って欲しいです。あんな生き方憧れるな〜(ワタシは根性無しだから無理ですけど・・・)。




新譜というか・・・


2010年03月28日 Sun.
(チャタ君近影、こうして窓の外の野鳥を眺め変な声を出します)

 お恥ずかしいハナシ、ワタシにはお小遣いというものがありません。フリーランスのデザイナー故に収入が安定せず、しかも家やら子供やらでやたらお金がかかるのでワタシにお金が回ってきません。

 ホント儲からないので、自由になるお金がなく、申し分けなさすぎてお小遣いを貰おうというのを事実上放棄したカタチです。

 というわけでワタシの所有CDは独身の頃に買ったものや、子供のいない少し懐に余裕があった頃買ったものばかり。なのでみ〜んな10年以上前の曲を仕事しながら飽きもせずとっかえひっかえ聴いている毎日。

 今年に入って一時期○タヤが5枚で1000円レンタルというのをやっていたので、気になっていたCDを借りてIMacさんに取り込んでほぼ毎日聴いております。(CDを借りるお金の出所はカミサンや子供が借りるのに便乗)

 一枚目はやはり小田さんでしょう。新譜ではありませんが前から聴いてみたかった「そうかな(これアルバムタイトルです)」。off course時代より歌声がイイカンジ。曲もお気に入りなモノばかりでした。歌詞はかつての惚れたはれたの男女の恋愛モノから進化して、「特別なサプライズな日々よりも、ありふれた当たり前の毎日のほうがずっと素晴らしいよ」と語りかけています。さすが小田さん!

 二枚、三枚目はB'Zです(ACTIONとMAGIC)。稲葉さんの歌詞はさりげなく世界平和を望んでいたり悩める若者達を応援してるのかな??共感できるものばかりでやはり今も好きなバンドですね。

 四枚目は新開拓(笑)!!ファンキーモンキーベイビーズ3。バイト先の有線で「桜」がかかっていてずっと気になっていました。ヒップホップとポップスを合わせたようなとても聴きやすい曲達、歌もコーラスも上手です。サビも秀逸で切ないものやノリのいいものアリで全曲シングル曲かっていうくらい良い曲のオンパレード。

 ラップの部分もカッコイイですねぇ。メロディーの起伏があまりないのにコード進行やベースラインで曲として成立しているところが凄い!40過ぎのオッチャンでも何度も聴きたくなるGoodなアルバムでした。

 最後の五枚目は・・・・子供にせがまれポケモン(笑)・・・・。

 またまた最近、○タヤではレンタル料が安くなってるようですので、またどんなものを借りて聴こうかな・・。楽しみ楽しみ。(あのう。。別に○タヤ回し者ではありませんので・・・・)




やっぱり笑えね〜(涙)


2010年03月17日 Wed.
(昨日のワタシ・・・自分で自分を撮りました)

 河上屋のHPですが、新しいページもあれば、作った当初のものそのまんまっていう所もあって、今回はご挨拶ページのワタシの写真が数年前のものなので、「なんとかせにゃ〜」ということでワタシの写真を差し替えてみました。

 自身のカメラ携帯で撮ってみましたが、自分の写真を見るのも撮られるのもあまり好きではないので、顔がちょっとこわばっています。(寝ぐせ直せよ!)

 ワタシも視覚に訴える広告デザイナーの端くれであるので、見る人に好感を持っていただくためには「スマイルスマイル!!」がスッゴく大事ということは重々承知なのですが、やはり笑えませんでした(涙)。

 他のサイトを見てみると通販やら会社案内の店長あいさつやスタッフ紹介の顔写真はみんな溢れんばかりの笑顔笑顔・・・。どうやったらこんな普通のスマイルが出来るか不思議〜。

 まぁ、ワタシには無理矢理笑顔を作る以前にワタシの周りをとりまく様々な要因が、笑っておられんで〜という状況なのでついつい笑顔を忘れちゃうんですね〜。なんともかなピーです。




ワタシの宝物がぁ〜なんと!


2010年01月27日 Wed.
(ワタシの宝物のEP。鍵盤が下がっていますが自動ではありません・笑)

 毎回話題がデザインからかけ離れていますが今回も違うハナシでスミマセン。

 まだ独身で音楽にのめり込んでいた頃、15年以上も前にワタシの大枚はたいて88鍵のエレピを買いました。それが上の写真のこれです。

 ローランドのFP8という赤いボディーのイカしたやつなのですが、この間、気まぐれに指の運動がてら鍵盤を弾いてみますと・・・何やら異音が・・・。

 打鍵の度にガコンガコンと音がする鍵盤が一つ。おかしいと何度も押してみるとついには鍵盤が元に戻らなくなりました(写真参照・・涙)。ついでに両隣の黒鍵も・・・(あ"〜っ)。

 最近は弾く機会が激減したとはいえエレピの要、鍵盤がこのようなことになって心底落ち込んでしまいました。

 自分で直すか、修理を頼むかこんな古いエレピはどうすれば直るか、とりあえずローランドのアフターサービスにメール!

 翌日、サービスの方からわざわざ直電があり、説明を聴くと、鍵盤も電子部品もそろそろ寿命なんだとのこと。

 鍵盤を入れ替える修理をすると出張費を合わせて2万5千円くらい、部品ももうじき無くなるので2〜3ヶ月の間に決断をしないと完全に直せなくなるといわれました。

 ちょちょいと直すといえないほどの出費に直すかどうか思慮しています。気持ち的にはスグにも修理をお願いしたいのですが、カミサンが納得しないだろうな・・・。そんな費用、稼ぎが依然ふるわないため苦しい生活費から捻出できないし・・・。それだけあるなら貯金したり子供の服を買ってあげなきゃとなるわな、ワタシも異論はありません。趣味より日々の生活の方が大事。

 それにしても20万も出して15年ほどで材質の耐久年数が過ぎるなんてちょっと納得行かないな〜。大事な大事な宝物が壊れかけててなすすべも無く、ここ数日へこみまくっています・・・。




戦力外通告と廃業と・・・


2010年01月13日 Wed.
(イラストは手描きのもの、まだまだ力不足です・・涙)

 新年早々から落ち込んでしまうようなタイトルですが、一応まだワタシ自身の事ではありません。

 今年も年初にメールやら年賀状をいただき、近況報告など一言入れて下さる方もありで中には厳しい現実や深刻な状況の人の噂も・・・。

 やっと見つけ就職にこぎ着けた会社から昨年末に戦力外通告を受けてしまったメール友達さん。不況で仕事受注が減り事業継続が不可能となってしまった○○デザイナーさんの噂。

 どちらも他人事とは思えないような衝撃的なハナシ。特に後者の方はワタシよりセンスは数100倍上なのに業務で取り扱ってきた案件が専門性が高く、逆にその業界の落ち込みをまともに食らってしまったようです。ワタシはまだかろうじてお仕事させてもらっていますが厳しい現実が先送りされているだけであって、いずれ自分もそういう運命なのかなと気持ちを引き締めざるを得ません。

 ちょっと話がそれますが、昨年末、6月からはじめたファミレスのキッチンのバイトを辞めようと店長に相談しました。理由はいつまで経っても仕事がとろく、レシピも覚えられず一緒のシフトの人に迷惑をかけまくっていると思ったからでした。本業が忙しいときに夜遅く終わるのもキツイし・・・

 しかしながら店長は血相を変えて「ダメですよ、それは困る!」といいました。年末に辞めてしまう人が出て人手不足が発生し、ワタシのような雑魚スタッフでも居ないよりましなようなのです。

 どんな理由であれ(笑)「いて欲しい、辞めないで」といわれたのは今の時代ある意味贅沢でありがたい言葉ですね、きっと。・・・40過ぎるとバイトでの採用すらも難しくなるようですのでこれも何かの縁??と思い直して42のオッチャンは心の中で泣きながらレシピと格闘しているのでした。

 冒頭のような絵を描いているようではまだまだ専業絵師は難しいです。なので出稼ぎはまだまだ今年も続きそうですよ〜。




2010年になりましたね


2010年01月08日 Fri.
(写真は今年の年賀状で使った干支?!の茶太郎君です)

 今年も明けましたね。このダイアリー、すっかりさぼってしまって2ヶ月も空いてしまいました。(別段催促もないし気が向いたら更新という気楽なものですので・・・笑)

 さて、昨年秋以降の忙しさとは打って変わって今の所、1月は静かなものです。まだ3割くらい頭の中がお正月気分なので徐々に加速して行くにはちょうど良いペースかなとは思いますが、この状態で1月後半まで行くとちょっとヤバイですね(汗)。

 同業者や仕事に関連する方々から年賀状をいただきましたが、書かれているコメントは「景気が良くないけどお互いに頑張ろう」的なものがちらほら。大手の企業や小売業も未だ人員削減、事業の縮小や配置転換を続けているみたいなのでワタシらのような末端もまだまだ影響を受けそうです。

 不況といえば昨年末からの派遣村の人々も大変ですね。仕事が無く就職がだんだん困難になっていく人々っていうのは実感的には50代以降くらいからかなという感がありましたが、20代、30代、そして同世代の40代もなかなか仕事を得る事って難しくなってきているようです。

 今の所、ワタシはなんとか自営業として仕事を続け踏みとどまっていますが、もしも仕事を失い、野に放たれたら派遣村に集った人々のようにたくましく生きていけるか心配になりました。

 人は働いて収入を得、生活していくのが基本です。多くの人々が購買しサービスを受けるにはやはりお金が必要です。自分には関係ないと思っている企業の皆さん、社会全体で多くの人を雇用することは自社の商品やサービスを購入・利用してくれる大チャンスとなります。

 今年はみんなが潤い、みんなでモノを買う、サービスを受ける希望ある楽しい年になって欲しいですね。そうすれば不況打開間違いなし!ですよ。




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