余裕をぶっこいていたら大どんでん返し


2010年08月06日 Fri.
(油断してずっと作りかけだった工作をしてしまい・・・)

 週の初めにプロダクションの若い営業さんから約20日間で190ページのデータ作成できますか?って打診がありました。午前中にやるという返事さえすれば受注できるという事で期間は短いしページ数も多すぎてこなせるかどうか不安がありましたが短期間でけっこう良いお金になるのでお引き受けすると返事をしました。

 これが決まれば月末まで連日死ぬような忙しさになるなと、仕事の谷間の今の内にやりたかったことに着手することに決定!(ルンルン)

 やりたかったことと言うのはワタクシのしょーもない趣味である鉄道模型のミニミニレイアウトを完成させること。(あと、プラモも少し着手したかったがこちらは断念)

 完全に気持ちは油断しまくり緩みまくり、つい最近まで持ち直したハングリー精神はどっかに跳んでいって頭ん中は極楽お気楽モードに突入。

 今まで入っていたイラストやデザインの修正作業をぼちぼちとこなしながら例の仕事の開始がいつかいつかと待つこと打診の電話から3日後。。。

 若い営業さんから舞い上がるほどの良い知らせが・・・「実の所、合いミツ(見積)をとられていて予算で他社に負けてしまった」との連絡が・・・。

 えぇ??っ。ほぼ確実に受注できるんじゃなかったの??聴いてないよ〜と電話口で言いたかったのですがぐっとそこはこらえて「次またお願いしま〜す」と冷静に電話をきりました。(全身脱力・・笑)

 というわけでこの8月もどんどん営業して仕事をとってこないと!いかなる好状況下でも気を抜いてはいけませんなぁ、良い勉強になりました。(はぁ〜)




ひさびさにイラスト描きました


2010年08月06日 Fri.
(上の絵は今回手掛けたイラストの下絵に加工着色を施したもの)

 先週にご依頼がありました。東京下町にあるプロダクションさんからです。イラストも久々ですがこちらの会社さんからお電話をいただいたのも本当に久々。

 他の会社さんもそうですが、1〜2年ブランクが空いていてもこうしてご連絡いただけるというのは本当にありがたいですね。

 で、手掛けたイラストですが画像で送っていただいた見本のイメージで別バージョンをこさえるというモノ。今回の商品であるウォーマーをいろんな風に使っている人の頭部のイラスト3点。

 他の方のタッチでしたが手数の多くないシンプルなものなので、なんとか同じようなイメージのイラストにできましたよ!

 1回手直ししてokが出ました!めでたしめでたし。




ゲゲゲの先生


2010年08月04日 Wed.
(写真は当工房の新看板、初代が老朽化したので新製しました)

 今年の4月から始まって、現在も放送中の「ゲゲゲの女房」がとても面白いです。

 そう感じて観ている方は多数いらっしゃるようで苦戦気味だった当初の視聴率は今では他の番組を抜き去り1位をキープ中。

 ワタシがお気に入りなのはゲゲゲの先生が売れない貸本漫画家時代の頃の話。収入が少なすぎて電気や水道を止められてしまっても夫婦二人で必死に生きていく姿がとてもジンときました。

 「この漫画を書き終えて出版社に持っていけば金になる」からと黙々と漫画原稿を描き続けているゲゲ先生の姿にも感動。儲からないワタシの商売と勝手にリンクさせて、どんどん仕事を取ってきてこなしていけば金になると自分自身にも言い聞かせて仕事をしていましたっけ。

 ゲゲ先生は漫画は上手ながらも、コワイ漫画ばかり描いていたので時代的に受け入れられず、当初はなかなかその腕をふるう機会に恵まれなかったのですが、それにめげずに断られながらも様々な出版社に自分の作品を持ち込んで一生懸命足を使って売り込みをされている姿は大いに見習うべき所がありました。

 ワタシも困難を周りのせいばかりにせず、自分でせっせと足を運んで自分の活躍の場を切り開いて行かなくてはいけんなと深く思いました。

 現在のドラマの状況ですが、ゲゲ先生は作品がテレビ化されるほどの超売れっ子となり、ワタシと生き方を重ね合わせるなんておこがましいほど雲の上の人のような存在となってなってしまってます(笑)。仕事・経済状況を比べると(比べるな)遥か彼方に置いてきぼりを食ってしまいましたね。

 自分のできる仕事を黙々とこなす、たくさん仕事をしていけばいつか光が見える、自分の活躍の場は自分で作る、などなど、いろいろとためになりました。ゲゲ先生のような才能あふれた人にはなれませんが、これからもずっと家族みんな楽しく生きていけるように頑張り続けていこうと思います。




金もないのに太陽光発電


2010年07月28日 Wed.
(写真はワタクシの部屋から外をパチリ!)

 7月28日の太陽光の話、8月4日にゲゲゲの先生の話に更新する際、うっかり上書きして消してしまったぁ(汗)

 何を書いていたか忘れてしまったので要点だけお知らせしておきます。

 我が家は自営業のため、収入が少なく不安定でこれ以上借金(ローン)を増やすのは絶対にあり得ないのだが、2ヶ月前、冷やかしでセールスマンの方から話を聞いたところ、売電の差し引きで光熱費が今までとトントンで太陽光発電が実現可能とのことで気持ちが一瞬コロっと傾く。(いやいや、無理)

 何やらこの地域では太陽光発電の事例が少ないのでサンプリングをかねて設置住居を探している、特別価格で提供するので是非!と薦められる。(そうは言ってもな)

 我が家のガスの給湯器があと2〜3年で交換時期の目安らしいので、これを機会にエコキュートやIHクッキングヒーターを含むオール電化住宅にしたほうが経済的ではとの説明を受ける。(言われてみればそうかな)

 太陽光発電とオール電化にするとローンは15年、毎月1万8千円の支払いが増えることになるので大いに悩むが、新しモノ好きなので光熱費(電気+ガス)が今まで通りならとうっかり?!契約(騙されたか・・・)。

 太陽光発電にして約3週間が経ちましたが、現在せっせと日中発電しているようです。ただ残念なことにギンギラギンの今の季節はガンガン発電するイメージですが、パネルは熱に弱いらしくて変換効率が落ちて発電量は低調(なんか納得行かないなぁ)。売電との差し引きでもローンと光熱費を合わせると今までより高い!(涙)。

 ちょっと「しまったぁ〜」って動揺してますけど、この契約は果たして得したのか損したのかもう少し様子を見てみたいと思います。(ドキドキ)




野菜ソムリエ!


2010年07月19日 Mon.
(N塚青果様よりご依頼いただき制作しました昇り旗です)

 野菜ソムリエ!ってご存じですか?ちなみに私が取得したわけではありません。(笑)

 ワタクシのカミサンの知人でご家族が中心となって青果業を経営されている方がおりまして、以前、ロゴマーク一式やら名刺のデザインをご依頼いただいた流れで、今回ジュニア野菜ソムリエの資格を取得されるとのことで昇り旗デザインのご依頼を受けました。

 お恥ずかしながら、ご依頼いただくまで「野菜ソムリエ」って言葉全然知らなくて、こんな資格があるんだってびっくりしました。しかもちょっと話題性があって人気らしい・・・。

 野菜ソムリエとは野菜や果物の種類や特徴、栄養のこと、食べ方、盛りつけ方のことなんかに詳しい方達を認定する資格らしいんですが、主に青果業の方が販売促進のために取得されるみたいです。

 今回当方が手掛けました昇り旗のデザインですが、一目で目に飛び込んでくるようにシンプルなものを意識して、アイキャッチは野菜のような果物のような「トマト」さんに決定!全体の雰囲気は野菜らしい緑と赤のカラーリングであっさりと仕上げました。

 今回はデータ作成だけでなく、印刷までお引き受けしていろいろとと業者さんとのやりとりも行いいろいろと新展開への足がかりとしても勉強になりました。

 最近のお買いものは周りにスーパーしかなくて会話の無い味気ない買い方をしてましたけどN塚青果さんみたいに「野菜ソムリエ」さんにいろいろと野菜のことをききながら買い物できる元気なお店が増えていくのは楽しいかも知れませんね。(昔の八百屋さんでのお買いものってみんな当たり前のように話しながら買ってましたよね。)




最近、ちょっと嬉しかったこと


2010年06月23日 Wed.
(今回ご依頼いただき制作しましたシンボル&ロゴタイプです)

 いよぉ〜し頑張って仕事とってばりばり働くぞぉ〜!!なんて本人の意気込みとは裏腹に未だ安定的な仕事確保が出来ずさまよっている我が工房。

 新規開拓や目新しいお仕事には出会えていないのですが、それでも6月は4・5月に比べればいくらかマックさんの稼働率が高い今日この頃。

 毎日、ヒマこいてどうしようどうしようって悩んだりイライラしたりするよりか全然ましですね。何かしら手を動かしていれば例え単価が安いお仕事でも確実に収入になりますもんねぇ。

 生活を豊かにしよう、家族や自分の心にも少しゆとりを!ってことで黙々とときどき徹夜なんかしてお仕事をこなしているある日、一本の電話が・・・。

 何と熊本市にある保育園から!ロゴデザインのお仕事依頼でした。

 ホームページを見てお電話を下さったみたいなんですが、数あるロゴデザイン会社の中から当工房を選んでいただいたということで本当に嬉しいですね。

 我が工房の稚拙なホームページが九州地区のお客様をご案内したってことで、インターネットの凄さを痛感しました。・・とはいってもまだネット経由のご依頼って数件程度なんですけどね(これ内緒)。




あんなふうに描きたいなぁ・・100%orangeさんの話


2010年05月12日 Wed.
(こちらは我が子の「作品(落書き)」。商売道具にペタリと・・)

 唐突ですがイラストレーターの100%orangeという作家さん達をご存じでしょうか?

 100%ジュースでもワタシの知り合いでも何でもなく、ただワタシが注目している作家さんで、とっても味のあるイラストを描かれる方々です。(新潮社のYonda?のパンダさんのイラストなどを手掛けています)

 始めて絵を見たのは2年前の美術館ででした。「ねこのセーター」という絵本の原画??で子供の落書きのような絵に大人がコンピュータで着色したような作風にびっくりしました。

 子供の落書き??下手なのかといえば全然そうではなくて、人の目を惹くような魅力があってやっぱり上手。

 昔、へたうま風イラスト作家とかいましたけれど、そういう人達は本当に下手なのではなくて美術的な下地があるからこそ崩して描いても味があるイラストになるわけで、ワタシらのような凡人が描いた絵では簡単には見る人の気持ちを惹きつけられないと言うのは当たり前っちゃー当たり前なんですけどね。

 100%orangeさんの場合も、写実的な上手さで人の心をつかむのではなく、手数が少ないラフな感じのイラストでも十分存在感があり本の表紙などにしても主役として通用する技量を持ち合わせている作家さんなのだなぁと感心してしまいます。

 シンプルだけど愛らしくて存在感ありあり!自分もそんな作家になりたいですけど遠い道のりです。(それどころかワタシはこれから絵で売りだそうとしているのに、誰も上手と言ってもらえないのでかなり凹み気味です。)




独立11周年!!けど未だ長いトンネル・・・(涙)


2010年05月11日 Tue.
(パソデスクに貼られたメモの数々、中には我が子達の激励文が・・)

 今年もあっという間にゴールデンウィークが過ぎて5月も半ばに差し掛かろうとしています。

 5月といえばちょうど11年前の今頃、地元の税務署に開業届を出して「ひとり独立宣言」をしました。

 あれからあっという間に11年が経ったわけですが、デザイン業務のほうといえばキャリアアップどころか少しずつしぼんでいく感じで何とも心細い感じ(涙)。

 これまでいろんな方、いろんな会社と出会い様々なデザインやイラストを手掛けてきましたが、ずっと今日(こんにち)までお声をかけて下さる会社もあれば、ワタシの至らない部分からか1回切りのおつきあいというところもあり、商売とは本当に難しいなぁということを痛感しています。

 フリーランスのデザイナーを始めた頃、周りの先輩デザイナーさんからは「独立しても食っていけなくてまた会社に戻るか何年か後には違う職業やってる人が多いよ」なんて不吉(笑)なアドバイスをいただきましたが、実際、一定期間やってみて本当に身に染みる言葉でした。

 我が工房は12年目であるにも関わらず、今年も長いトンネルのまっただ中。新たなお仕事、人々との出会いを探して出版社などにポートフォリオを送付してみたり、いろんな会社に当方の紹介メールを送って見たりしている所です。

 自ら独立して厳しくも楽しい人生を選んだワケですから、頭と身体使ってもうちょっとあがき倒してみますか。(カラータイマーは点滅し始めてますけど・・・)




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