クルマ・バイク |
1/24 スバル360 ヤングSS 長谷川製作所 1800円 |
●製品仕様 ご紹介が前後してしまいましたが、下のSUZUKIカタナより先に完成させていたクルマプラモ、スバル360ヤングSSです。 航空機モケイが有名なメーカー、ハセガワの製品ですが気がつけば自動車や鉄道ものなどいろんなプラモを出しているんですね。 こちらのプラモは実車が元々小さいので出来上がりも小さく、可愛らしい外観となっています。大きさはずっと前に作ったフィアット500Dとほぼ同じくらい。 パッケージ箱も小さめですし、それなりの部品点数ですが、やはりクルマプラモなりに細かな塗り分け指示がございます(意外とちゃっちゃと出来上がらない、笑)。ヤングSSに特徴的なボンネットと屋根のストライプ模様はデカールで表現。泥よけはビニール素材を使っていて、硬質なプラとは素材を変えて見た目の変化を出しています(撮影時は泥よけパーツの取付を忘れています、笑)。 ●作品紹介 部品数も少ないし比較的小さめのクルマなのでスグできるかと思いきや、いろんな塗り分けがあるので一気に組み立てられないところがクルマプラモの辛いところ(苦笑)。 コクピット周りや内張も一応キチンとパーツ分けされていて、(ワタシにとっては)なかなか手強い(笑)。 ボディーの塗装はクリーム色の缶スプレーを買うお金がないので(爆)、デザートイエローとホワイトなどを調合してボディ色を作成し大胆にも筆塗りを実行!!。筆ムラをなるべく目立たせないためにフラットベースを混ぜて手早く塗り塗りいたしました。このカラーリングでレトロな雰囲気が出たんじゃないかと思います。もちろん最後にクリアを吹いてつや消しをテカテカ仕上げに変身させますのでご安心を。 ヘッドライトは奥に通常のレンズ、それとヤングSSにはボディーとツライチでヘッドライトカバーのようなものがついています。これはボディにピタリと押し込むようにはめ込みますので左右と上下を間違えないように慎重に押し込みます。 屋根のストライプデカールは貼り付ける途中、丸まってしまい再生不能にしてしまったのでマスキングで塗装により表現しました(最近デカール貼りが苦手です、涙)。 ボディと窓枠等の各所の細かな塗り分けを終え、エナメル塗料によるスジや細かな穴を目立たせるためにスミさし処理をほどこし完成しました!! |
1/12モーターサイクルシリーズ スズキGSX1100Sカタナ タミヤ 900円 |
●製品仕様 初めてのバイクものです(笑)。 お友達の倉庫から出土した推定30年前のキットです。作らないからどうぞと譲っていただきました。\(^O^)/ バイクプラモは本当に作ったことがないので、パーツを見てもどの部分のモノかサッパリ解らない未知のキットで逆にそれがワクワクしましたね〜。 パーツはやはりさすがタミヤ!古いキットであってもパーツ同士の合い具合は良好でした。作成説明書もさほど難しいモノではなかったのですが、ブレーキワイヤー?!などを表現するビニールのパイプがどこを通していいのやら解らないところがあったので、ネットで先人さんの作品等を見て何となく確認して取り付けました(笑)。 パーツ分けに関してはフロントのカバー部が正面から2分割で若干合わせ目にズレがあるような・・・。私は横着してついに消すことが出来ませんでしたが、皆さんはパテやヤスリがけ等の加工で余裕ですよね。 パーツ数はそんなに無いんですけど細かな塗り分け指定がけっこう面倒でしたね。塗っては組み、塗っては組みで、なかなか進まずカタチにならないところがもどかしかったです(プラモってみんなそんなもんか、苦笑)。 ●作品紹介 |
メッキ類はそのままのチープさをとるためと他の色をスポットで塗る時にはじいてしまうのでミラーパーツなど鏡面を残したい一部を除いてキッチンハイターを薄めたものに漬けて全て剥がしてしまいました。輝きは失われてしまいますが代わりに筆塗りで銀を塗ります。 エンジン部分はフレームに組み込む前にウォッシング(つまりスミ差しですね〜)しておいて、完全完成後ではなく筆の届くうちに何段階かにわけてコントラストの強調をしていきます。 ビニールパイプによるパイピングは説明書にサイズが出ていますのでそれにあわせてカット。プラへの取付はゴム系のボンドで行いました。これってけっこう付けてるうちに見た目がリアルになっていくので楽しいですね。 やはり手こずった箇所は風防の縁取りです。前のビートルもそうですがどうもワタクシ、透明パーツの細かな塗り分けが苦手なようです。 オリジナルの塗色はアルミシルバーというもので、このバイクは全体的に銀色一色の印象。それじゃあまりにも面白くないからレトロテイストのアイボリークリームで筆塗りいっちゃいました(笑)。全て筆塗りです。(実は金欠でスプレーが買えなかったというのもあります。笑)。但しこの際、気を付けたのが筆ムラをなるべく目立たせないためにフラットベースを混ぜてつや消しで塗ってしまいます。 ボディカバーのテカテカ表現はこのつや消し筆塗りの上からクリアコートを吹いてツヤを出しました。こうすれば多少は筆塗りのムラが目立たなくなるんですよ。スバル360のボディも同様の仕上げで実証済みです。 後輪部分のバネもオリジナルを完全無視して、他の方の塗りを真似てワンポイントで黄色に塗ってしまいました。バイク好きの方からはきっとありえない!邪道だ!といわれそうです。(笑) また、写真では全然分かりませんが(笑)、ハンドル部分のメーターに透明プラ版でカバーして(気持ちだけ)実感的に小細工しています。メーターにピッタリ合わせるためにカタチのトレースはデカールを切り抜いた時に他の紙に転写してそれを元にプラ版を大方切り抜き、細部をヤスリで整えた後、コンパウンドで磨いて木工用ボンドで接着しました。 初挑戦のバイクですがとりあえず形にはなりました。構造もクルマとは全く違うので新しい刺激を受け楽しみながら制作できましたよ。バイクもなかなかかっこいいですね〜バイクのスタイリング、見直しましたよ。 |
1/24スポーツカーシリーズ フォルクスワーゲンビートル 1300 タミヤ 1800円 |
●製品仕様 久々のクルマものの更新です。車種はビートル1300。ワタシが実車でもっとも欲しいクルマの一つです(買えるわきゃないんですけど笑)。 このキットはさすがタミヤだけあってパーツ数もそこそこ、形状にもキレがあり、作る前からいいものが出来そうだと言う予感が湧くほど。 ボディはボンネットと後ろのエンジンルームカバーが開閉式でドアは開きません。多少のパーティングラインがあるものの、これはヤスリ等で削る必要がありますが、全体的な形状についてはビートルの可愛らしさを的確に再現していて好感が持てます。 デカールはありません。ボンネットに貼り付けるフォルクスワーゲンの金属製のエンブレムのみです。 ●作品紹介 クルマプラモの宿命かやはりいろいろと塗り分けがありちょっと面倒なのですが、かっこいいビートルの完成を目指してちょこちょこと組立を進めました(2〜3年越しだったろうか)。 ボンネットの中のトランクルーム内部、エンジンルームのエンジンも一応再現しています。内装もそこそこ細かくパーツ分けされていて塗装をしながら進めていると、なかなか次にいけません。(それだけ作り甲斐があるってわけですよ) タイヤの取付は前に作ったグンゼのフィアットとは違い、金属シャフトではなくプラスチックパーツで固定するようになっておりますので折らないように気をつけます。ワタシはこれを一部折ってしまいました(涙)。 ちょっと手こずったのは側面の窓のサッシュ部分。細筆で慎重に銀を塗るんですがなかなか上手くいきません。また、ボディに取り付ける際は前後左右とガラスパーツが一枚一枚別パーツになっておりますので接着剤がはみ出ないようにつけるのも神経が要ります。(ココでもワタシ、やっちゃいました。はみ出た接着剤は硬化したあと、コンパウンドで磨きました) 一通りボディとシャーシをそれぞれ組み立てた後、それぞれをはめ込みますが、さすがタミヤ、ぱちりと気持ちよいくらいはまり、取付の曖昧さはありませんでした。 ボディ色は調合無しで缶スプレーそのままの「ライトブルー」に。仕上げのクリア吹きの後、筋彫り部分をエナメル塗料でスミ入れ。これでドア部分やボンネットの透き間部分にメリハリが出ます。かなりの期間を要しましたがお気に入りの一台が出来上がりました。 |
1/24名車シリーズコレクション FIAT 500D グンゼ産業 800円 |
●製品仕様 アニメ映画カリオストロの城でルパン3世が乗っていましたFIAT500Dです。丸っこくて小さくてずんぐりとした私の好きな形状のクルマです。このキットは天賞堂で見つけて購入したのですが、それ以前はあまりよく知らない車種でした。モーターショーのFIATブースで実車が展示されていましたが現代のクルマより存在感アリアリでとっても格好良かったです。 このキットは値段も手頃でパーツ数もさほど多くありません。各パーツもパッと見のイメージを大切にしながら少ないパーツ数で構成しています。車輪部分も金属の車軸(シャフト)に差し込みシャシに取り付けるというシンプルさです。 ボディへ取り付けるパーツもライト類、バンパー、フロント飾り、風防ガラス、ハンドル、ワイパー、ダッシュボード、ドアノブ、サンルーフの覆いといったシンプルな構成でドア等の開閉は出来ません。 少ないパーツ点数、大きさ、愛らしい形状、手頃なお値段。クルマプラモを始めるのに手頃なキットではないでしょうか? ●作品紹介 点数が少ない割に自分的には思いの外、時間がかかりました。どのプラモでもそうなのですが部品ごとに塗装しながら組み立てていくとどんどん時間が経ってしまいます。 このキットの見せ場(大変なところ)はやはりボディの塗り分けです。まずボディ色のモンザレッドのスプレーを吹き、乾燥の後に各所の細かな部分を塗っていきます。窓枠の艶消し黒は細筆を使いエナメル系の塗料で塗りました。こうすると失敗してもエナメル系のシンナーでふき取れ何度でもやり直しが出来るからです。ボンネットの細いシルバーの帯はセロテープでマスキングして塗りました。 ライト類などを塗装後、デカールを貼り付け、全体をクリアで表面加工します。ドアやボンネット、リアのエンジンの蓋!?その上のスリットの筋彫りには境界線や穴の強調のためにエナメル系塗料の艶消し黒を薄く溶いて流し込み、毛細管現象で筋に入り込んだ塗料以外をふき取る手法で完成。 真っ赤な愛嬌のあるクルマが出来上がりました。こいつも100円ショップの200円ケースに入れて部屋に飾っています。 |
エンスージアストモデル 1/24 ポルシェ911Sクーペ フジミ模型 2500円 |
●製品仕様 子どもの頃、スーパーカーブームというのがあり、私も熱狂体験した一人です。特にポルシェは最強に好きなクルマで写真やテレビでうっとり眺めていました。しかしながらあこがれの実車はかっこいいものの国産車とはケタ違いの高価な乗り物でした(今もですね)。当時お金の価値が良く分からずポルシェを本気でねだって親に怒られた思い出があります(笑)。 当時からスーパーカーのプラモはよく作りました。お小遣いをもらうとすぐに近所の模型屋に直行し、塗装もしないで成型色のまま組み上げ、麦球をヘッドライトに仕込んだりして遊びました。その後、大人になり大きな模型屋でこのキットを目にし、軽い気持ちで購入。大人になるとさすがに無塗装はつらいので塗装して作ろうと思いましたがボディや細々としたパーツの塗装が面倒で購入から実に7年経ってから制作開始(笑)となりました。その後、完成まで2年を要しています。 キットはボディの筋彫りが浅く、各パーツもバリがひどくて金型はあまり新しいものではなさそうです。見た感じも組み上げたとしても果たしてかっこいいポルシェが出来上がるか心配でした。 ボンネット、エンジンルームカバーは開閉式ですがヒンジはありませんのでポロッととれます、ボディに載せてあるだけです。ボンネットは最初、ボディに一体成型されて出荷されますが、開閉を希望するときはカッターで筋彫りに沿って切り放す必要があります。完成時、見た目に大きく関わるボディにカッターを入れるのですから慎重に行わなくてはなりません。これがちょっと大変です。しかし、エンジンをきちんと作るようになっていたり、下回りをパーツ数を増やし、ある程度つくり甲斐のあるところに好感が持てます。 ●作品紹介 塗装はしてあるものの素組です。エンジンから組み始めます。エンジンは画面では見えませんが説明書には細かな彩色指示などあり本格的なのですが、面倒なのであまりこだわらずに雰囲気で適当な色で塗ってしまいました。これを下回りのシャシとリアアクスルという部分に接続します。 この段階で気になっていたボディパーツをシャシにかぶせてエンジンがうまく収まるか確認するとエンジンルームカバーが気持ち干渉して浮いたようになり、このままではぴったり収まらないように思えたのでエンジン上部を掟破りでガンガン削り、むりやり納めています。 ボディは各部分を塗装後、デカールを貼り付け、全体をクリアで表面加工します。ドアの筋彫りには境界線の強調のためにエナメル系塗料の艶消し黒を薄く溶いて流し込み、毛細管現象で筋に入り込んだ塗料以外をふき取り完成させました。 小学生の時以来のクルマプラモ制作でした。印象としては古いキットらしく各パーツの合いはあまりよくなく、場所によっては接続箇所が曖昧な部分もありました。何とか組み上げてみると当初心配していたディテールやプロポーションは自分的には問題なく、なかなかのものだと思いました。プラ製のくせにエンジンも詰まっているせいかちょっとズシリときて、かっこいい私の大切な宝物です。 |
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