持ってるとうれしいパッケージデザイン



2008年3月27日 Thu.
(写真はワタクシ所蔵のプラモ達のパッケージ、たまらんです、笑)

 最近少し仕事の密度が下がってきたので(つまりヒマ)、デザインのネタ探しに駅前の本屋さんにデザインの雑誌を立ち読み。

 本屋さんには申し訳ないのですが、ちょっと金欠気味で資料も買えないので雑誌の中の「いいなというビジュアル」をじっと見つめて頭の記憶の中にインプットしてから帰ることに。(セコイ!)

 MdNというデザイン雑誌を読みすすめていると、中の記事にアートディレクターの中平さんという方の映画ポスターやDVDのパッケージデザインが掲載されていました。

 デザインの好みに好き嫌いはあるけれど中でも目に留まったのはゼータガンダムのポスターとファーストガンダムDVDのパッケージデザイン。それからテイルズ オン シンフォニアとかいうアニメ?!DVDのパッケージ。

 どれも構図や色使いがとってもいい感じ。文字の入り方もいい。ファンならば持っているだけで満足してしまいそうなくらいカッコよくて綺麗なデザインでした。購買層に「欲しい!持っていたい!」と言わせたらうれしいですよね。

 さて、立ち読みしたMdNですが、やっぱりデザインが気になって仕方がないので次の日その本屋さんに買いに行きましたよ、ちゃんと。(付録もついてるしね)




風邪薬とバイトの時給



2008年3月24日 Mon.
(写真はお恥ずかしながらワタクシのバイト証デス)

 デザインの本業ではちょっと生活費が足りない(笑)ので週の半分以上、夜にバイトしてます。
 結構、人とのコミュニケーションはキライな方ではないので店内を品出し等で歩き回ったりお客さんと会話するというのは本業では味わえない刺激があるし、適度な運動だったりで楽しい3時間だったりします。

 ところで話は変わり、先週末から下の子が風邪気味で呼吸がゼイゼイと苦しそうなのでCMでおなじみの塗り薬をバイト先で購入しました。

 とりあえず効くかどうか分からないのでお試しで一番小さいのを選んだのですが、そのお値段、ワタシの1時間分の時給と同じくらい。はたして薬が高いのか時給が安いのか・・・・・笑。(バイト先の方々にはいろいろとご配慮いただき感謝の日々です・・・とさりげなくフォローを入れたりして・・・)




パソコンとおしゃべり?!



2008年3月3日 Mon.
(パソコンとおしゃべりの図?!いまだブラウン管ディスプレイです)

 家で仕事しているので、時々ワタシの仕事場に我が子が「乱入」、いや、見学(笑)に来るのですが、先日のこと、ちょうど我が子の友達が遊びに来ていて一緒に見学しに来ました。

 たまたまワタシは電話中でパソコンの画面を見ながら代理店の方と作業の打ち合わせ確認の最中だったのですが、電話を切った後、「いらっしゃい」と挨拶したら我が子の友達が不思議そうに「今、パソコンとお話ししてたの?」と一言。

 確かに受話器を持ちながらパソコンに向かってぺちゃくちゃ話していたので、そう見えなくもないかと思いながらも子供達の発想には笑ってしまいました。思いっきりノックアウトされました。




NEXT



2008年3月3日 Mon.
(イラストはOff courseのアルバムNEXTジャケットのパクリ)

 いきなり何の趣も無いへたっぴなイラストでスミマセン。(見る人が見れば分かるのですがオフコースを知らないと単なる怪しいイラストですね)

 オフコースの「NEXT」というアルバムは、まだヤスさんがいた頃の5人時代のオフコースの最後に発表されたものです。といっても内容はテレビで放映された特番で流れた曲を集めたもので、新規のオリジナル曲は小田さんとヤスさんの1曲づつが収録されています。

 小田さんは長年一緒にいた仲間との別れを惜しむ内容。ヤスさんの方は今までの栄光を捨ててこれから自分の道を前向きに歩いていきたいというような曲。

 オフコースの中心メンバーの二人が袂を分かつ時点で、それぞれこれからどうしていくのか、(NEXT)が表れています。

 話は変わり、ワタシ自身のハナシ。ろくにデザインのセンスもないくせに自由と希望を求めて会社を飛び出し、フリーランスのデザイナーをやってきましたが、最近ボロボロとフリーランスであることの現実的な不一致を認識せざるを得ないことが多くなってきました。

 デザインセンスは自分で言うのもお恥ずかしいのですが、創業時よりは「いくらか」ましになったような気がしてますが、悲しいことに売り上げがついて行かなくなりました。

 家族も増えて何となく収入を得るだけでOKというアバウトな生活も成り立ちません。

 グラフィックデザイナーとして失格だったと自ら認めたくないのですが、他方では上手に生き延びてる人もいるのでやはり現実的には敗北ということなのでしょう。次なる職業はデザイナーじゃない方がよいのかななどとも考えました。

 今までの流れを一度断ち切って次のステージに進んだ小田さんとヤスさん。ワタシも早急にNEXTを考えなくてはなりません。・・・悔しいので就職しても全面廃業ではなく週末デザイナー業でいこうかな(往生際が悪いナァ・・・未練ありあり、笑)。

 「何も見えない明日に向かって走る僕等がいたね(Off course NEXTのテーマ〜僕等がいた〜より)」・・・いつの時代も誰にでも明日はどうなるかわからないみたいですね。




こどもはたからもの



2008年1月24日 Thu.
(イラストは本文とはあまり関係ありません)

 子供が虐待されたり殺されたりする事件があとを断ちません。

 ずっとずっと大切にしていた我が子がある日突然いなくなったら・・・。先日、生後間もない赤ちゃんを殺されてしまったお母さんが自殺したというニュースがありました。遺書には「子供は生きがいだった」・・・と。

 あまり考えたくありませんが我が子が突然ワタシの前から永遠にいなくなったとしたら恐らく生きる証を失い途方に暮れることでしょう。生きていてもしょうがないとさえ思ってしまうかも知れません。

 我が子のためならたとえ自分の命を少しずつ削っても育てていきたい。キレイごとほざいてんな!って笑われるかも知れませんが本気でそう思っています。

 当たり前に子供とご飯を食べてお風呂に入って一緒に寝る。そしてときどきケンカ(笑)。当たり前でごく普通のことですがワタシにとってはそんな普通の毎日が贅沢で大切な宝物です。




メタモルフォーゼ!



2008年1月16日 Wed.
(イラストは本文とは関係ありません)

 「閉店のお知らせ」というタイトルにしようと思いましたが、誤解されると困るのでやめました。(笑)

 ワタクシ、ワケあって週の半分くらいの夜はデザインとは違う仕事をしていますが、そこでわりと仲の良いOさんがついに自営されていた美容院をたたんでトラックの運転手になると知らせてくれました。

 Oさんとはこのコラムに一度ちらと話の中に登場した方ですが、50歳を過ぎた今でも観光バスの運転手に憧れて大型免許を取得してしまったあの人です。

 とりあえず現実的な就職として春くらいまでに大型免許が活かせるトラック運転手の職をずっと探していたそうですが、なんと1件目の就職活動で見事採用!!(スゴイ)しかも2月初めから入社ということで急遽自分のお店の閉店挨拶ハガキが必要になり当工房に依頼が来ました。

 閉店の挨拶ハガキなんて今までに手掛けたことがないので文面がわからず、参考にするためにネットで「閉店 挨拶」などと検索してみることに・・・。出てきた出てきた。

 印刷サイトの見本の文面もあれば、中にはホンマもんの「閉店のご挨拶」なんてのも出てきます。

 ちょっと中身を読んでみたりすると・・・ネットで「閉店のご挨拶」をされていた会社、事業所、お店等々業種は様々で皆さんがいろいろな思いでご挨拶されていると思ったらなんだか暗〜い気分になってしまいました(明日はわが身のような・・・シャレんならん)。

 閉店後または廃業後、それぞれ皆さん何をされているのか、無事元気に別の職業で頑張っておられるのか余計な心配までしていまいました(自分の心配しろって) 。

 Oさんの方といえば悲壮感など全くなく、長年続けてきたご自身のお店をすっぱりとやめて意気揚々と新しいステージへと進んでいかれるようです。「この次の閉店挨拶のはがきの印刷は自分のものをしてるかも」なんてちょっと冗談で弱音を吐いたらOさんが「若いんだからそんなこと言わないでもっと頑張りなよ!」って激励してくれました。

 なかなか事業が軌道に乗らないワタシはどうしたらいいでしょう。転職するにしても大学卒業後、幸か不幸かデザインの知識や技術もなく何となくグラフィックデザイナーになってしまったので他にどんな職業が自分に出来るのかわからなくなってしまいました。けれど本当にせっぱ詰まってきたらそんな甘っちょろいことは言ってられないでしょうけど。(某製パン工場のようなきっつい仕事は毎日は出来そうにありません、根性無しなので・・・経験済み)

 当面は今までの道に磨きをかけてプリキュアのように夢を信じてメタモルフォーゼするしかないですね。頑張りますよ!




イテテテテ・・・



2008年1月8日 Tue.
(イラストは河上屋の2008年賀状の絵柄です)

 2008年が明けました。皆さんはどんなふうにお正月休みをお過ごしになりましたでしょうか?

 ワタシの今年の正月3ヶ日は仕事があればせっせとやっていたかったのですが、昨年末でほとんどの仕事に一応の区切りがつき、久々にな〜んも無いお正月でした。

 というわけで、元日、二日とワタシとカミサンのそれぞれの「実家詣で」をして、3日は子供と遊んで過ごす日々・・・。お酒も少々入りますので夜更かしはせず子供と一緒に布団に入りそのまま寝てしまいました。(健全だ!)

 普段の睡眠時間は4〜5時間以下なのですが、三が日はここぞとばかりにた〜くさん寝てしまいました。元々寝るのは大好きなワタシですが、普段そんなに布団で横になることが無いせいか、寝起きの時に腰が猛烈に痛み「イテテテテ!」と唸ってしまいました。

 どうやらずっと同じ姿勢で横になっていると腰に負担が掛かってしまうようです。いつまでも寝てないで仕事しろってことでしょうかね。ゆっくり寝ていられない体質なんてちょっと悲しすぎます。

 そうは言いつつもたくさん眠れたおかげで昨年末の激務の疲れをリセットできました!今年こそはたくさん営業していろんな人と出会い、バリバリいい仕事をしていきたいと思います。

 河上屋、今年もよろしくお願いいたします。




嫉妬(しっと)



2007年12月7日 Fri.
(イラストはイラレで小田さんを描いてみました!)

 昨日、年末?!ということで、いろいろな支払いや通帳の記入のために千葉市街に出かけました。

 途中、カメラ量販店やCD屋さんに寄り道するのですが山野楽器の店頭に小田(和正)さんの新譜を紹介するディスプレーが。画面にはPVが流れているのですが久々に動いている小田さんを見つけてしばらく見入ってしまいました。(ワタシらの世代は動いてる小田さんてあまり見られなかったですよね)

 お年はもう60だというのになんだろう、あの変わらない柔らかくて突き抜けるような済んだ声は・・・。(オフコース時代よりむしろ張りがあってクリアに尖っているかも知れません)とても60歳の声とは思えないですね。つくる楽曲も全くと言っていいほどおじさん臭くなくみずみずしいモノばかり。

 PVの中の小田さんは演奏してても歌っててもファンとコミュニケーションを図ってても街をぶらぶら歩いていても自転車をこいでいても(笑)何もかもが楽しそう。というより人生を謳歌しているように見えます。

 つくる曲がみんな一緒に聞こえるといわれたり、ヒットに恵まれていない時期があったりと、ここへ至るまでに様々な苦労を乗り越えて来た小田さん。変わらない感性、歌声、ピアノもとってもうまいし小田さんはワタシにとっていつまでも憧れです。

 いや、小田さんになりたかったワタシはむしろ嫉妬心のほうが強いかも知れません。(はかない願望。我ながらヤナ性格だなぁ)




イラストレーターじゃない



2007年11月15日 Thu.
(イラストは水彩で描いたミニカーのトラック)

 ワタシの肩書きはグラフィックデザイナー。たとえ少々デザインが下手でもそれでゴハンを食べているので一応デザイナー。(笑)

 イラストの方は時々仕事で描きますが、まだまだ上手ではないし修行中なのでイラストレーターとは名乗っていません。(ワタシの友人からはからかい半分で絵師とか画伯とかいわれたことがありますが・・・笑)

 ごくたまに代理店通しでイラストのお仕事を受け、クライアントさんに打ち合わせに行くことがあるのですが、代理店の営業さんに「担当のイラストレーターさんです」なんてワタシが紹介されるとなんだかオシリのあたりがムズムス・・。実態が伴わないので何ともこそばゆいのです。

 そうは言ってもいずれはイラストを本格的にやってみたいですね。画材に囲まれていろんな絵がすいすい描けるようになるとどんなに楽しいことか・・・(イラストレーターさんの苦労も知らずに言いたい放題ですね)。パソコンが無いと何もできない自分が少々歯がゆくもあります。

 10代、20代の頃のシンガーソングライターになりたかった夢同様、単なる憧れで終わってしまうかも知れませんけれど・・・。(40にもなって夢見るなって・・・)




戻る