私事で本当に恐縮なのですが・・・・


2011年06月29日 Wed.
(ワタシの父親が自費で出した短歌集です買ったってや〜)

 私事で大変大変恐縮なのですが・・・

 少し前になるのですが、このコーナーでワタシの父親が自費で短歌集を出したって報告しました。何だかぼちぼち売れているみたいなんですよ。

 はじめ売れるかどうか分からないのでハードカバーみたいな大仰な体裁は止めて、ひとまず小冊子って感じにしてますが、調子に乗ると痛い目に遭いますのでこのままの体裁で行きます(笑)。

 内容を繰り返しますと約50年前の父親の青年時代、どん底の時期にせっせと書かれたモノで、けっこう胸を打ちます。職がない、食べ物がない、明日の寝る場所が心配なんて短歌につづっているんですよ。この時点で父親が食うに食われずくたばっていたらワタシ、この世にいないはずでしたから何か複雑です。

 今年3月に大震災が起きてしまいましたが、どん底・絶望気分を味わってしまった方でもいつか信じて生きていればきっと普通に戻れるのではないかと希望が出る短歌集でした。昭和の時代と生活様式や人の考え方も変わりましたけれどね。貧困と災害の違いもあるので参考になるかは未知数ですけれど。

 一部300円(送料別)でおわけしています。PDF版(こちらは200円)もあるでよ。ちょっと気になる、またはご希望の方はメールにてお知らせ下さい。



不思議なこともあるもんだ


2011年06月27日 Mon.
(原発をなくせるのなら節電しますよ〜とプラグにラベルを。笑)

 たま〜にあるんですが、「そういえば、あの人今頃何してるかな」とか思っていると、その後しばらくしてその人や会社から連絡があったりします。

 もしや予知能力か!と思ったりしますが常日頃から「あの人は」とか無意識のうちにやってるわけで、その中から偶然連絡があっただけのことでしょう。

 そんなわけで今回も嬉しい偶然がありました。随分ご無沙汰してるよな〜と先日思っていた会社(人)からパッケージイラスト制作のご依頼がありましたよ(やった〜!!)。不思議。

 早速、土日で仕上げて今は返事待ちです。



エレピFp8(ローランド)を直したど〜!!


2011年06月22日 Wed.
(修理代なんて払えないので自力で直しましたよ!記念にパチリ)

 とある某朝のテレビ番組で、大地震による津波をかぶって動かなくなった機関車を再び修理してまたお仕事に復帰させようと奮闘する臨海鉄道会社の機関士さん達の様子が紹介されていました。

 最初エンジンはウンともすんともいわないのですが根気よく設計図とにらめっこしながら何度も何度も試しながら起動モーターをかける様子にいたく感動してしまいました。ワタシも鉄道好きとあって一台の機関車が廃車にならぬよう成りゆきを案じていたのですが最後は無事エンジンが掛かり機関車復活!(良かったです)

 そんな番組を見て、壊れたモノでも直してあげればまた使える、もしかしたら鍵盤の上がらなくなったエレピも直せるかも・・・、と思ってしまったわけです。

 大地震と大津波後、3ヶ月が経ってはいますが、ワタシの頭の中は未だに晴れ晴れとした気分にはなれず、悶々とした毎日だったのですが、気晴らしとモヤモヤ解消の一つとして恐る恐るドライバーでネジを外し開腹。

 電気系統はさっぱり分からないのですが、鍵盤のピアノタッチを再現するハンマーアクションの部分ならなんんとかいけそうだと不良個所を見てみると・・・・。

 各鍵盤の下には白いプラスチックの棒がのシーソーのような構造で重りによって鍵盤が戻るようになっていました。鍵盤が戻らないのはその重りを包んで固定しているプラスチックが経年劣化してひび割れ、重りが落ちてしまうことにより起きてしまったのです。

 復活方法は重りを戻し、ひび割れたプラスチックの部分をアロンアルファで強引に固着!!!!他の危なそうな所も予防で瞬間接着剤を充填しました。これで一応エレピは復活。またいつか他の部分の重りが落ちたら同じ事を繰り返してでも使い倒してやるつもりです。

 エレピは直り、気持ち的に少しだけスッキリしましたが、それでも被災者の生活と被災地の復興が気がかり。それに原発事故もいっこうに収まる様子もなく放射性物質は出続けている。原子力というあれだけの大きな力がいざというときに制御できず環境や経済に大打撃を与えているにも関わらず未だに原子力を維持推進しようとする考えの面々が権力を握っているのには空恐ろしささえ感じます。

 なんか妙なモヤモヤとした不安な気持ちはもう数年続きそうです。



勝ち組と負け組


2011年05月26日 Thu.
(現在の河上屋サイトです。数年間変わっていないような・・・)

 個人事業である河上屋を開業してちょっとしてから、今は無き「SOHOコンピューティング」という雑誌の取材を受け、当工房が掲載されたことがあります。

 まだ上の子が0才か1才の頃で、ワタシの仕事場やワタシのお顔がばば〜んとでっかく載っていてちょっと恥ずかしかったことを覚えています。

 その雑誌はSOHOをされている方々を紹介するもので、通販やらIT関連やらデザインやらいろんな業種の方々が紙面をにぎわしていました。

 そんな中、小さな名刺屋さんを営まれている方がいまして、まだ当時掲載された時点ではご自宅で細々と一人でお仕事されている様子で、服装もラフな私服。ワタシはお節介にもデザイナーではないこの方に正直、この商売大丈夫なのかなと言う気持ちでいました。

 ところがです、数年後、軽い気持ちでその方の屋号を検索してびっくり!その方の商売は個人事業から大きく飛躍して数十人の従業員を抱える立派な企業に!!写真もネクタイをしていかにも出来そうな雰囲気。名刺屋さんも大成功で、別会社でホームページ制作会社も立ち上げた様子。顧客も名刺は数万人と取引されて、手掛けたホームページ制作も有名企業や大学の名前がずらずら・・・。まさに「勝ち組」。

 勝ち組と負け組という言葉、私自身はあまり好きな言葉ではありませんが、同じようなスタートラインでこんなにも収入や事業規模に差が出てしまうというのはホント驚きです。

 ワタシの方といえば相変わらず細々とデザインやイラスト描きをしていますよ〜。開業当時からあまり変わっていませんね。変わったと言えば少しだけデザインやイラストが上手になったかな〜少しだけ・・・(笑)。人を雇う能力もありませんしね。それぞれ授かった生き方でやっていくしかないんでしょう。経営の難しいことも分かりませんし、とにかく家族みんなが幸せでなんとか食っていければそれでいいです。こちらは負け組の典型ということで・・・。(なんか投げやりになってないかい)

 そんな中、昨日突然、一本の電話が当工房に・・・。いつものように仕事の電話かなと思っていると、女性の声で「今、ホームページを見たんですけれど、そちらで求人はしていますか?」、と。当工房は会社では無いし自分に依頼された仕事をこなしても生活費が足りるか足りないかの状態なので、間違っても人は雇えません。実情を話して丁重にお断りしました。

 そんなこんなで発展性のないワタシは仕事をする大人として不的確なのかな〜と自己嫌悪の日々です。



正直、背景描きはニガテ。


2011年05月19日 Thu.
(苦手な背景もがんばって入れてみました・・笑)

 徹夜してたり日中ボ〜っとしてたり、果たしてこのままでいいのか心配な河上屋です。(苦笑)

 ワタクシ、イラスト描きを目指しているくせにホント背景がニガ手。デジタルの場合なら試行錯誤を重ねながらなんとか上手いことまとめちゃいますけれど、水彩の場合は一発勝負なので配色や濃度を間違えたり手元が狂っただけでアウト。本当に難しいです。

 一枚の絵の中に展開するシチュエーションを考えるのも何とも難しい。。。この人は○○をしていて、それを遠くからネコが不思議そうに見ている・・・なんていうのが自然に出来ない。

 これは恐らく私自身の性格に起因するモノかも知れませんねぇ。頭ん中がコチコチに固まっていて楽しいアイデアなんてのが浮かんでこないんですから必然的に絵柄がつまんないモノになっているんではないかと。

 このままではいかんとネットなどでいろんな作家さんの作品を色々と研究・・・。そしたらありました!ワタシの気に入った絵柄が!!某カルロスさん(日本人です)という方で、その楽しげで明るく豪快な作風はワタシも以前から雑誌等でよく見かけるイラストの方。

 人物や背景、風景に至るまで南国系というかビビッドな色彩。それでいてごちゃごちゃしていないし絵がみんな楽しげ。めちゃめちゃ明るいです。

 そんな作風や雰囲気を少しでも吸収しようと急遽イラストを二つ上げました。某出版社系一般公募のイラストコンクールに応募するのを口実に描いたモノですが、どうせ入選すらしないと思われるのでこっそりと公開しちゃいます。やはり背景は難しいです、上手に描けていませんね(涙)。それにしても背景がモロ、某カルロスさんのパクリですね〜。



Weeklyぴあが7月末に休刊だってぇ〜?!!


2011年05月06日 Fri.
(ワタシのイラストが掲載された頃のぴあさんです。)

 大型連休もバリバリ働きたかったが仕事減のため普通に休んでしまった河上屋です。(苦笑)

 もう発表されてからちょっと経ってしまいましたが「Weeklyぴあ」さんが7月21日発売号で休刊になるそうです。

 「Weeklyぴあ」さんといえば何を隠そうワタクシ河上衆治のイラストの雑誌デビュー誌!!イラストがあまり上手ではないワタシに温かい手を差し伸べて下さった貴重な雑誌でした。本当に思い出深いし今でも感謝していますよ。

 ここからワタシのイラスト人生が始まりました。・・・といえばスッゴクかっこいいんですが、お恥ずかしながら雑誌経験はその後の学研さんの1年の学習のみ(こちらも休刊・・涙)。

 1999年の7〜8月頃の掲載ですから河上屋を立ちあげてまだ間もない頃でしたね〜。もうあれから10年以上になるんでですね〜懐かしい。作品を持ち込むのは小心者なので出版社へは封書で作品をあちこち送っていたのですが、ある日の夜、ぴあさんの編集部の方からお電話がありイラスト初受注!

 このままこれをキッカケに超メジャー作家になったらどうしょ〜なんてイヤラシイことを考えていたんですが人生甘くないですわ(爆)。掲載後、「雑誌を見たんですけど〜一つ描いてもらえませんか」なんてのはありませんでした。当たり前ですが・・・。

 それにしても「ぴあ」ってすっごく有名メジャー雑誌だったんですよ。そんな雑誌でも時代の流れで使命を終えてしまうんですね〜。残念です。ワタシラにとっても活躍の場が少しずつなくなっていってるわけでこの先イラスト描きは大変になるゾ!と心配になってきました。(それでも絵が描きたいのでよろしくお願いいたします。。)



震災不況だねこりゃ。。。でも負けないゾ!


2011年05月02日 Mon.
(近所の某記念公園です、先日いい天気だったので散歩ついでにパチリ)

 イラストもデザインのお仕事も連日大募集中!の河上屋です。(苦笑)

 昨日は我が家の車のオイル交換のためにディーラーさんに行ったのですが、自動車メーカーは震災のおかげで部品不足となり新車の生産が思うように行かず、納車日もずっと先で契約が取りづらいとのお話を聞きました(我が家が購入するわけではありません、あくまでもそういう話題・・)。

 震災被害を直接受けていない地域でも何らかの形で影響がでてるんですよね〜。仕事減、収入減で景気再悪化が恐いですね。

 ワタシのお仕事もイベントやセミナーがらみのデザインが多かったりするので自粛や延期、業績悪化のための開催控えなどでお声を掛けてもらうことが少なくなってきましたが、これから少しずつでも通常営業に戻ってくることを願わずにはいられません。

 かくいう河上屋も震災後、しばらく開店休業状態でしたが4月に入った頃から徐々に首都圏のお仕事を頂くようになりました。ありがたいです。

 名刺の印刷注文やロゴデザイン、イメージビジュアル作成のお仕事などなど感謝しながら業務を行っています。仕事ができるって事は楽しいし安心しますね、ホント身に染みます。

 まだまだ余力がありますので、このコラムをご覧の方々でイラスト・デザインでご用の方は是非是非ご依頼をお待ちしております。(ペコリ)




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